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KNOWLEDGEボーカル・ボイストレーニングの知識

理想の歌声をゲット!着実に声量を増やす適切な鍛え方−ボイトレ入門

声が小さくて悩んでいませんか?日常で聞き返されることが多かったり、カラオケに行っても自分の歌がオケにかき消されてしまったり。。大きな声を出そうとしても叫んでいるような、怒鳴っているような声しか出ないと、喉も痛いしそれはイヤですよね。どうしたらキレイな声のまま声量を増やすことができるかを紹介します。


■「声量」ってなんだろう


(1)声量とは


声量という言葉には、「声の量」、「声の大きさ」という意味があります。
しかし、もっと大事な意味が含まれています。
それは「声の音量」ではなく声の『響きの強さ』です。
単純に大声を出せることも、声量が大きいといえるかもしれません。
しかしながら、単純に大きいだけの声は騒音で不快でしかありません。


(2)心地の良い「声量」とは


声の音量が大きくて、なおかつ聴いていて心地よいと感じる要素には「響き」「共鳴」があります。
響き、共鳴によって抑揚や声のキレイさが際立つので、聴いていて心地良いのです。
この「響き」「共鳴」を表現できるようになると、ささやく時と同じくらいの喉の負担で声量が出せるようになります。


■声量をあげるには腹筋しか方法はないの?


声量をあげるには、筋肉を鍛えることはもちろんのこと、喉や呼吸もコントロールする必要があります。
上手くコントロールするための3つの方法をご紹介します。


(1)筋肉を鍛える


声量を上げるために腹筋を鍛える理由は、横隔膜などを上手くコントロールするためです。
腹筋が弱いと腹式呼吸も上手く機能しません。
腹筋の鍛え方は、シンプルな筋トレが一番です。
ただし、鍛えすぎて筋肉が硬くなりすぎても、発声の邪魔になりかねません。
筋トレ時には、ストレッチも同時に必ず実施して、筋肉が硬くなりすぎるのを避けましょう。


(2)喉仏を常に下げる意識


喉に力が入りすぎると、喉が枯れて痛くなります。
また、体力を奪われ、疲れやすくなります。
この悪循環で、喉への負担がさらに強くなり、綺麗な声量を保つことができなくなります。
喉の力みを減らすには、喉仏を『常に下げる意識』が必要です。
緊張した時など、肩に力が入ると自然と肩が上がりますが、喉も同様で、力むと喉仏が上がってしまうのです。
意識が変わると行動も変わって、結果も変わってきます。
まずは、意識することからぜひ始めてみて下さい。


(3)呼吸の仕方


息継ぎが乱れていたり、ひとつひとつの呼吸が小さいと声量も小さくなります。
解消するポイントは、まずは息を「吸うこと」「吐くこと」を感覚的に理解することです。
この感覚を理解するためには、風船をふくらませる練習がわかりやすいです。
ひとつの場所に集中して空気を送り込む、という意識がなにより大切です。
酸欠状態には注意して、苦しくなったら休憩して呼吸を整えるようにして下さい。
無理をすると続きません。
楽しいと思える感覚で、毎日行うことが重要です。


■カラオケや大事な発表の前に!声量を上げる簡単トレーニング


誰でも簡単にできる、声量を増やすためのトレーニングを紹介します。
カラオケや合唱、演劇などの大事な発表の前にぜひ試してみて下さい。


(1)横隔膜を動かして腹式呼吸(ペットボトル使用)


1.ペットボトルを準備。
2.肺の中を空にするイメージで息をゆっくり吐く。
  これ以上吐けない、という限界まで吐く。
3.ペットボトルをくわえて、空気を思いきり吸い込む。
(ペットボトルが潰れたら、息をしっかりと吸うことができているので成功です。)
4.吸い込んだ状態から、大きな声を出しながら息を吐く。
※2.4.を繰り返す。


(2)横隔膜を動かして腹式呼吸(ティッシュ使用)


1.ティッシュを1枚用意。
額にテープで貼り付けるか、もしくは手で押さえ、固定した状態で顔を覆うように置く。
2.息を吐いて、ティッシュが頭の上に乗ると成功。
※1.2.を繰り返す。

(3)横隔膜を動かして腹式呼吸(ストロー使用)
1.勢い良く思い切り息を吸い込む。
2.吸い込んだ状態で、ストローをくわえて10秒間でゆっくり息を吐く。
※1.2.を繰り返す。


■独学ボイトレは注意!


第三者に声を聴いてもらってアドバイスをもらうことが、上達の近道であることは間違いありません。
しかしながら、独学でボイトレをしなければならない環境や状況はあると思います。
そんな時に注意すべき箇所をいくつか紹介します。

(1)声の状態をチェック

とにかくトレーニングをする、というのは効率がよくありません。 自分の声に足りないところを、常に考えながらトレーニングする意識が必要です。 声の状態をこまめにチェックして、把握しておくことがとても重要です。 チェック項目としては、まずは地声と裏声の筋肉バランスを確かめて下さい。 地声と裏声が、同じくらいのバランスで発声できるようになることが第一目標です。


(2)録音する


上手く発声できたと思っても、実際に録音して聴くと全く違うように聴こえることがあります。
最近のスマホには録音機能アプリが最初から搭載されていますから、ぜひ活用してみて下さい。
操作が難しければ、動画として録画しても構いません。


(3)声の分離


声の融合は後回しです。
声の分離ができない状態で融合の練習を始めると、発声が良くない方向に進んでしまいます。
まずは、声の分離の練習として以下3つを取り組んで下さい。
・息が漏れない裏声とファルセットをきれいに発声する練習
・地声と裏声をきれいに発声する練習
・低音域でのファルセットの練習


■自宅で出来るから続けよう!ボイトレのコツ


ボイトレは専門家にしっかりと声を聴いてもらって、細かく指導してもらうのが一番です。
しかし、スクールに通うお金や時間の問題で断念している人は、自宅でできるボイトレに挑戦してみて下さい。
専門家のボイストレーナーに指導してもらうよりも、効果が出るまでに時間はかかるとは思いますが、ぜひ試してみて下さい。


(1)お風呂で発声


お風呂で発声練習するメリットは自分の声に自信がつくことです。
実際には全く響かない発声でも、お風呂では響いているように聴こえるので、上手くなった気になります。
自分の声を少しでも知る、好きになることは、上達の第一歩です。


(2)表情筋トレーニング


「あえいうえおあお、かけきくけこかこ~わえいうえおわお」
すべての母音と子音を発声するトレーニングです。
これを声を出さずに、口の形だけで実施して下さい。
「あ」「い」「え」の段は、表情筋をしっかり上げて実施します。
「う」「お」の段では、しっかり口をすぼめます。
口をはっきり動かしながら全ての言葉を発すると、表情筋が痛くなってくるのが分かります。
(日常で使用していないと痛みは増します。)


声量を上げるには、単に声のボリュームを上げることだけではないことをご理解いただけたと思います。着実に声量を増やす練習は、専門のボイストレーナーに指導してもらいながらの方が、より自分に合った練習方法を提示してもらえるのでオススメです。時間やお金の都合で、どうしてもすぐには始められない、ということであれば、ご紹介したトレーニングをまずは実践してみて下さい。少しでも理想の歌声に近づけることを祈っています。