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KNOWLEDGEボーカル・ボイストレーニングの知識

【ボイストレーニング】ジャズを聴いて歌いたい!!

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300年の歴史があるクラシック音楽に比べて、ジャズの歴史は100年ほどで、楽器の種類、演奏の規模もコンパクトです。
しかしながら、ジャズはクラシック音楽と同じくらい身近に感じることのできない存在とされがちです。
その理由は、その複雑さにあります。
クラシック音楽は、理屈で語られることが多いために難解であるのに対して、ジャズは複雑な理屈もありつつ、感性で語られることが多いです。
ジャズの世界を深く知って理解するには感性が試されるので、言葉で説明をすることに限界もありますが、まずは全体像と概略だけでも知って頂ければと思います。


■JAZZ(ジャズ)って?


(1)ジャズとは


『ジャズ(jazz)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカ南部の都市を中心に派生した音楽形式。』
(ウィキペディア参照) 
西洋楽器を用いた、高度な西洋音楽の技術と理論、およびアフリカ系アメリカ人の独特のリズム感覚と音楽形式とが融合して生まれました。
演奏の中に、ブルー・ノート、シンコペーション、スウィング、コール・アンド・レスポンス、インプロヴィゼーション、ポリリズムなどの要素を組み込んでいることが大きな特徴です。
西洋の音楽理論や流行歌、民俗音楽、他ジャンルの音楽を黒人的音楽感覚へ取り込んで演奏していくことで発展していきました。
現在もなお発展しています。


(2)ジャズ用語


ジャズには難解な言葉がたくさん出てきます。
まずは最低限理解しておくべき用語をおさえておきます。


1. スウィング
英語のスウィング(swing)は「揺れ動く」という意味ですが、ジャズの特徴であるリズミカルな躍動感やノリのことを、「スウィング」と言います。
ジャズ自体をスウィングということもあります。
これは、ジャズには黒人音楽というイメージがあって、この「黒人」という表現を嫌った白人ジャズミュージシャンがスウィングと呼び代えたといわれています。
その一方で「スウィング・ジャズ」という言葉もあります。
これは1930~40年代初頭にかけてシカゴで生まれて全米に流行した、白人主体の大人数編成(ビッグバンド)によるジャズスタイルのことです。


2.ブルーノート
ジャズの曲を「ブルーノート」と呼ぶのは、1939年にニューヨークで創設されたジャズのレコード・レーベルのことです。
マイルス・デイヴィスをはじめとする多くの有名な演奏家の演奏による素晴らしいレコードを数多く世に送り出しているので、有名なジャズはブルーノートのレコードというイメージがあります。
その一方で「ブルーノート」という店名の有名なジャズ・クラブもあるので、両者を混同してしまいがちです。
本店はニューヨークで、日本とイタリアにもチェーン店があります。
また、「ブルー・ノート・スケール」という意味で使用されることもあります。
ジャズやブルースなどで使用される音階のことで、メジャー・スケールの部分的な音が半音下げられています。


3.コンボとビッグバンド
ジャズバンド形式の違いです。
「コンボ」は少人数編成のバンドのことで、トランペット、サックス、トロンボーンなどフロント、ピアノ、ギター、ベース、ドラムなどリズムセクションで構成されます。
「ビッグバンド」は8人から17人前後までの大人数編成によるジャズの演奏形態のことです。


(3)代表的アーティスト


1.マイルス・デイビス
ジャズの中で一番有名なアーティスト。
ジャズ界のレジェンドの中のレジェンドです。
担当楽器はトランペット。
「ジャズを進化させた人」
ジャズの歴史として、初期に流行っていたのがビッグバンドで演奏するスタイルの「スウィングジャズ」
その後は次第に即興演奏によるソロを重視する流れが強くなっていきます。
それを重視した少人数編成で演奏するジャンルが「ビバップ」です。
ビバップはコード進行に沿ってソロをとることになるので「コード進行が限られてソロが似通ってきます。
そこでソロを自由に演奏しようとして産まれたのが「モードジャズ」です。
そして、このモードジャズを確立したと呼ばれる伝説のアルバム「Kind of blue」の一曲目が「So what」。
これからジャズに挑戦するジャズ入門者の人もこの「So what」を聴いたら、理由や理屈は分からなくても「ジャズ」だと思うはずです。
この「ジャズ」と感じさせるところが、マイルス・デイビスのスゴイところです。
また、マイルス・デイビスのもう一つのスゴイところは、近くにいる周りのミュージシャンもスゴイところです。
これから紹介するジョンコルトレーンとビルエヴァンスも「So what」のレコーディングに参加していました。


2.ジョンコルトレーン
マイルス・デイビスと同時代のもう一人のジャズレジェンドです。
担当楽器はサックス。
「My Favorite Things」はジョンコルトレーンの定番スタイル「3拍子+マイナー・メロディ+ソプラノ・サックス」です。
もう一つ特徴的なスタイルに「シーツオブサウンズ」というものがあります。
高速で音敷き詰めるように演奏するためそのような名前がついています。
「Russian Lullaby」はシーツオブサウンドの特徴がよく出た一曲で、BPM320という驚異的な速さで演奏し続けます。
このシーツオブサウンドをはじめとする危うくて荒ぶる感じがジョンコルトレーンの魅力です。


3.ビルエヴァンス
マイルス・デイビス、ジョンコルトレーンと同時代のジャズレジェンド。
担当楽器はピアノ。
黒人ばかりの当時のジャズ界には珍しい白人ピアニスト。
ピアノ、ベース、ドラムのスリーピースピアノトリオでの活動が特に有名。
クラシックからの影響がでた雰囲気がマッチする人は、ビルエヴァンスからジャズを入門するのが良いと思います。


4.ハービーハンコック
ジョンコルトレーン、ビルエヴァンスと同じくマイルス・デイビスのバンドに所属していた、ジャズピアノの第一人者です。
ハービーハンコックの作る曲のテーマはロックバンドのリフに通じるところがあります。
セッションでの定番曲も多いです。


■男性ジャズボーカルおすすめ


フランク・シナトラ
https://www.universal-music.co.jp/frank-sinatra/


チェット・ベイカー
https://www.universal-music.co.jp/chet-baker/


ナット・キング・コール
https://www.universal-music.co.jp/nat-king-cole/


ジョニー・ハートマン
https://www.universal-music.co.jp/johnny-hartman/


ルイ・アームストロング
https://www.universal-music.co.jp/louis-armstrong/


ジェイミー・カラム
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メル・トーメ
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ルイ・アームストロング
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トニー・ベネット
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ハリー・コニック ジュニア
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バリー・マニロウ
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マイケル・ブーブレ
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■女性ジャズボーカルおすすめ


ノラ・ジョーンズ
https://norahjones.jp/


アビー・リンカーン
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ビリー・ホリデイ
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アニタ・オデイ
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カーメン・マクレエ
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ペギー・リー
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エラフィッツ・ジェラルド
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ダイアナ・クラール
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ダイアン・リーブス
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カサンドラ・ウィルソン
https://www.universal-music.co.jp/cassandra-wilson/


マデリン・ペルー
https://www.universal-music.co.jp/madeleine-peyroux/


サラ・ヴォーン
https://www.universal-music.co.jp/sarah-vaughan/


■日本の有名ジャズボーカリスト


(1)JUJU


代表曲:Take Five
元々はジャズシンガーを志して18歳で単身渡米しました。
「JAZZは人生の教科書」と語っています。
2011年10月10日にジャズの聖地・ブルーノート東京にて初のジャズライブ『JUJUの日SPECIAL LIVE in BLUE NOTE TOKYO』を開催しました。
そして同年の11月30日には初のジャズアルバム『DELICIOUS』をリリースしました。
ジャズアルバム史上初のオリコンランキングTOP5入りを達成して異例のロングセールスを記録しました。


(2)akiko


代表曲:ムード・スウィングス
2001年にジャズレーベルの名門ヴァーブから日本人初の女性ジャズシンガーとしてデビューしました。
アルバムは20枚以上リリースしていて、クラブミュージックアーティストとのコラボレーションも積極的です。


(3)綾戸智恵


代表曲:Tennessee Waltz
3才でクラシック・ピアノ、中学に入るとナイト・クラブでピアノを弾くようになります。
17才で単身渡米して1991年に帰国後は大阪のジャズ・クラブで歌い始めます。
1998年に全国発売されたアルバム『For All We Know』は、身長147センチ、体重40キロに満たない当時40才の大阪出身の主婦の鮮烈なデビューとしてジャズ・ファンだけでなく、多くの音楽ファンに衝撃を与えました。
力強く発せられる彼女のメロディーは、気持ちを元気にさせてくれます。


(4)紗理


代表曲:So This is Love
お父様は日本を代表するテナーサックス奏者の中村誠一さん。
ボストンのバークリー音楽院を卒業後、ニューヨークでのライブ活動を経て2013年にデビューしました。


(5)フランク永井


代表曲:有楽町で逢いましょう
ムードが魅力のアダルトな男性独特の豊かな低音ボイスで多くの人々を魅了してきました。
魅惑の低音と称されていました。
後世の歌謡界やジャズ界に大きな影響を及ぼしました。


-終わりに
ジャズへの理解が深まって練習を重ねたら、ぜひクラブやバーなどで歌ってみて下さい。
5曲以上のレパートリーがあればジャムセッションに通ってみるのもおすすめです。
生演奏で歌う楽しさを実感しつつ、自然とジャズ仲間が出来て様々な情報を得ることもできます。