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KNOWLEDGEボーカル・ボイストレーニングの知識

【ボイストレーニング】ジャズを聴いて歌いたい!!(その2)

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ジャズバーなどでカッコよくジャズを歌ってみたいと考えたことはありませんか?
敷居が高い音楽ジャンルと敬遠されがちのジャズですが、決してそんなことはありません。
初心者にもおすすめの曲や、親しみを持てる現代のジャズボーカリストを紹介しますので、これを機にジャズの世界にもう一歩足を踏み入れてみて下さい。


■初心者におすすめのジャズ曲


(1)Waltz for Debby(ビル・エバンス)


軽快なピアノが心地良く、ジャズ特有の難しさが無いので初心者におすすめです。
初めは三拍子のワルツですが、途中から軽快な4拍子に変わります。
タイトル「Waltz for Debby」で発売されたCDアルバムは「日本で一番売れたジャズアルバム」として有名です。
この曲は姪っ子のデビーのために書かれた曲です。
ビル・エバンスはインタープレイの提唱者でもあり、ピアノ・ベース・ドラムが三位一体となった演奏を堪能できます。
また、クラッシクの素養があるビル・エバンスは静粛を重要として、明るくスイングするイメージのあるジャズとは一線を画した演奏スタイルを楽しめます。


(2)My Favorite Things(ジョン・コルトレーン)


モダンジャズを代表するサックスプレイヤー「ジョン・コルトレーン」の特に有名な曲です。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』で歌われた曲をジャズアレンジしたものです。
日本のCM「そうだ京都へ行こう」でも使用されています。
アニメ坂道のアポロンでも演奏されています。
ジョン・コルトレーンの渋いサックスをじっくり味わうことができて、ピアノもとても魅力的です。


(3)A列車で行こう(デューク・エリントン)


ジャズスタンダートの定番として有名な曲です。
コード進行がシンプルなので、ジャズ初心者が初期に演奏を練習することをおすすめします。
タイトルの「A列車」は"8th Avenue Express"のことで、ブルックリン東地区からハーレムを経て、マンハッタン北部を結ぶニューヨーク市地下鉄の8番街急行線のことです。


(4)L-O-V-E(ナット・キング・コール)


ジャズピアニストであり歌手のナット・キング・コールの名曲です。
ジャズ界にとどまらず、大衆的な人気を博した生前最後のヒット曲として知られています。
映画「スウィングガールズ」のエンディング曲にも使用されています。


■男性ボーカルにおすすめ


現役で活躍している男性ジャズボーカリスト


(1)ハリー コニック・ジュニア


アメリカのニューオーリンズ育ちです。
ジェームズ・ブッカー、エリス・マルサリスにピアノを教わりました。
5才で初ステージを経験して、10才で初めてのジャズアルバムを制作しました。
18才でニューヨークに移住し、ジャズトリオとしてアルバムデビューも果たしました。
俳優としても活躍中です。
豊かな感情の全てを極めて高い音楽性で表現することができる素晴らしいアーティストです。
2001年度グラミー賞受賞作「ソングス・アイ・ハード」では子供時代に不思議に思っていたことを表現しました。
大ヒット作「ハリー・フォー・ザ・ホリデイズ」ではクリスマスのスピリットを探究しました。
バラード集「オンリー・ユー」では、ロマンスというテーマに臨みました。
累計2,000万枚以上のアルバムセールス、グラミー賞受賞歴3回、トニー賞、エミー賞、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、ケーブル・エース賞のノミネート等。
これらの功績からも、現代のエンタテインメント界において希有な存在であることは間違いありません。


(2)マイケル・ブーブレ


1975年カナダに生まれました。
イタリア人の血を引いています。
祖父からジャズスタンダードソングを聴かされ、ジャズスタンダードソングにのめり込みます。
お父様の鮭漁などを手伝いながらカナダで芸能活動を展開し、その下積み時代にサケがジャンプする姿を見るだけで、サケの種類がわかるという特技を身に着けました。
10年以上の下積みの末、カナダ首相令嬢の結婚式での歌唱が、式に偶然出席していたデイヴィット・フォスターの耳に留まり唯一無二の声と絶賛されました。
カナダ首相の娘の結婚式でのパフォーマンスがきっかけで2003年にデビュー。
2003年に自身の名前を冠したデビューアルバム『マイケル・ブーブレ』を発売し、カナダ、イギリス、オーストラリアのチャートでTOP10入りを記録しました。
12ヶ国でプラチナ・ディスク、3ヶ国でゴールド・ディスクを獲得、全世界で400万枚を売り上げました。
2005年リリースのアルバム『イッツ・タイム』も全世界売上枚数が450万枚を突破しました。
2007年にアルバム『コール・ミー・イレスポンシブル』を発売しました。
アメリカ、カナダ、ドイツ、オランダ、南アフリカ、オーストラリアの6ヶ国で初登場1位を獲得して、全世界で売上枚数1,100万枚を突破して名実ともにワールドワイドで大ブレイクとなりました。。
その後、2011年に発表したホリデー・アルバム『クリスマス』も全世界で900万枚以上を売り上げました。
2013年4月にリリースされた最新作『トゥ・ビー・ラヴド』は全米英を含む17カ国以上でアルバム・チャー11位を獲得しました。
米国では4作連続で1位を獲得し、最もNo.1アルバムを獲得した男性ソロ・アーティストではマイケル・ジャクソン、ブルース・スプリングスティーンに続く歴代5位タイとなりました。


(3)マイケル・ファインスタイン


アメリカのオハイオ州コロンバスに生まれました。
5才から独立でピアノを弾き始め、高校卒業後にラウンジピアニストとして働きました。
20才でロサンゼルスに移住しました。
ガーシュイン兄弟のアイラ・ガーシュインと出会ったことでピアノ弾き語りに目覚めます。
「Pure Gershwi」でデビューしたのが1986年で、以降は、グラミー賞に4度ノミネートされました。
マンハッタンで「Feinstein's」というクラブを経営していて、ニューヨークではアルゴンキン・ホテルオーク・ルームと並ぶ名門クラブとして知られています。


■女性ボーカルにおすすめ


現役で活躍している女性ジャズボーカリスト


(1)グレッチェン・パーラト


ロサンゼルスの音楽一家に生まれ育って、幼少の頃よりジャズやブラジル音楽に触れて育ちました。
2004年のセロニアス・モンク・ジャズ・コンペティションでは優勝しました。
現代ジャズを代表する女性ボーカリストです。
R&Bの空気感を備えた優しい肌触りで、繊細な息の流れが見える管楽器のような歌声を聴かせてくれます。
流れるようなスキャット、楽器の音に声を重ねた時の響き、歌をループさせてバックの演奏を強調する場面も魅力的です。
シャイ・マエストロやリオーネル・ルエケなど様々なミュージシャンの作品に参加しています。
この歌唱スタイルは現代の多くのジャズシンガーにとって指標になっています。
ロバート・グラスパーをプロデューサーに迎えた『The Lost and Found』や第57回グラミー賞ノミネート作品『Live in NYC』では世界的な評価を確立しました。


(2)カミラ・メサ


ニューヨークで活動するチリ、サンティアゴ生まれのジャズボーカリストです。
10代からプロミュージシャンとして活動をしていて、2007年に「Skylark」でデビューしました。
ファビアン・アルマザンの作品での歌声で印象を残しました。
ギタリスト、作曲家でもあります。
躍動感のある節回しと伸びやかな歌声は、雄大な自然をイメージさせます。
ストーリー性の強いソングライティングとアレンジによって歌の世界に引き込まれてしまいます。
ギターソロと声を楽器のように使うスキャットの並走、シンプルな弾き語りの歌声も魅力的です。


(3)サラ・エリザベス・チャールズ


マサチューセッツ出身で父親がハイチ出身のボーカリストです。
ニューヨークのニュースクール卒業後、2012年に「Red」でデビューしました。
2015年には「Inner Dialogue」を発表しました。
クリスティアン・スコットの演奏に参加しながら存在感を高めていき、2017年のダウンビート誌「Rising Female Vocalist」にも選出されました。
透明で神秘的な歌声で歌われるジャズ、ソウル、ラテン、ハイチの伝統曲など多様な楽曲には実験的なアレンジが盛り込まれています。
幻想的な多重録音コーラスや、演奏の背後に広がる歌声も含めて、彼女の世界観がサウンド全体で表現されています。


■ジャズを歌うなら、独学?教室に通ったほうがいい?


ジャズボーカルは、一般的な歌い方に加えて、スキャットやフェイクといった歌唱法が必要とされます。
もちろんこれらのテクニックは、数時間の練習で身につくものではありませんし、独学のみで習得しようとするととても大変で時間を要します。
短期での上達を希望するのであれば、ぜひ教室に通うことをおすすめします。
VOATにも、大人の音楽を楽しみたい、スタンダードナンバーのレパートリーを増やしたい、外国人の前でも堂々と英語の曲を歌いたい、といったご要望にお応えするジャズボーカルレッスンが用意されています。


VOATジャズボーカルレッスン
https://www.voat.co.jp/jazz/


無料体験レッスンも実施していますので「まずはお試しにレッスンを受けてみる」ということも可能です。
https://www.voat.co.jp/guidance/#trial


英語の発音から丁寧に指導させて頂きますし、英詞が苦手な方には日本楽曲のジャズアレンジでのレッスンも可能です。
スタンダード曲を中心に少しずつ幅広くレパートリーを増やしていきます。


-終わりに
ジャズを歌えるようになるためには、ジャズの曲を真剣に「聴く」ことから始めることをおすすめします。
「真剣に」というのは、頭の中で忠実に再現できるようになるくらいに聴くことを意味します。
まずは、ここで紹介した「初心者におすすめのジャズ曲」を真剣に聴いて、ジャズの「型(ジャズ・スタンダードボーカルの基本形)」を理解することから始めてみましょう。
歌い方の個性や特徴をマネするのではなく、歌い方の「型」をマネする。さらに、ジャズボーカルは英語の学習にもなるので一石二鳥です。