「Pass Me Not, O Gentle Saviour」
ゴスペルソングライターのファニー・クロスビーが1868年に書いた曲を、ザ・スタンレー・ブラザーズから習得したと思われるヴァージョンをレコーディングしました。
70年代末から80年代前半には「Precious Angel」などの「クリスチャン三部作」となるアルバムもリリースしています。
(2)サイモン&ガーファンクル
「Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)」
ポール・サイモンが書き下ろして、サイモン&ガーファンクルが1970年にレコーディングしました。
その一年後にはアレサ・フランクリンが、よりゴスペル色の強いバージョンをリリースしました。
(3)ルイ・アームストロング
「Nobody Knows The Trouble I've Seen(誰も知らない私の悩み)」
奴隷制の時代に書かれて、1867年に発表されたこの力強い霊歌にルイ・アームストロングは感情と深みをもたらしました。
(4)ナット・キング・コール
「Down By The Riverside」
聖書の中の表象に溢れるこの曲は、ビング・クロスビー、ジョニー・キャッシュ、そしてヴァン・モリソンといった、数多くの一流ミュージシャンによってレコーディングされてきました。
(5)アレサ・フランクリン
「There Is A Fountain Filled With Blood」
アレサ・フランクリンがまだ14歳だった時に、父親が牧師を務めるニュー・ベセル・バプティスト教会で、1956年にアルバム『Songs Of Faith』をレコーディングしました。
優れたパフォーマンスに溢れた本作には、18世紀イギリス人讃美歌作家詩人ウィリアム・クーパーが書いた讃美歌が収録されています。
(6)ブルース・スプリングスティーン
「O Mary Don't You Weep」
ゴスペルの歌に挑戦するのは、「その中に独自の場所を見出さなければならない」とブルース・スプリングスティーンはいっています。
「Bridge Over Troubled Water」のインスピレーションになった「O Mary Don't You Weep」は、ピート・シーガーやバール・アイヴスのバージョンなど幅広くレコーディングされています。
「Wanna Be Happy?」
アメリカのゴスペルシンガー。
ゴスペルにヒップ・ホップなどの音楽を取り入れた、アーバン・コンテンポラリー・ゴスペルというスタイルの曲を歌っています。
率いているクワイヤー(聖歌隊)は伝統的なスタイルではなく、ストリート感覚のある洗練されたファッションセンスがあります。
「人々を魂を創られた方のもとへと導くのがわたしのゴールなのです」と、2017年のアルバム『Losing My Religion』で12個目と13個目のグラミー賞を受賞しました。
「Wanna Be Happy?」には、アル・グリーンと歌う「Tired Of Being Alone」の一部が含まれています。