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もっと気持ちよく歌いたい!どうすれば高い声がでるのか|ボイストレーニングVOAT

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歌を歌っていて、どうしても出すことができない高音や低音部分があって悩んでいませんか?
好きな歌を思い通りに歌えるようになると歌うのが格段と楽しくなりますが、そのためには音域を広げる必要があります。
音域は成長するにつれて広がっていき、ある一定のところで完成されますが、トレーニング次第で低い音も高い音も出せるようになります。
音域を広げることで、歌いづらかった歌が少しずつ楽に歌えるようになります。
ここでは、音域について、音域を広げるための練習方法を紹介します。


■音域とは


音域とは、歌声として出せる音程の広さのことです。
先天的な声の高さと、普段の話す声の音域によって個人差がありますが、基本的に男性の音域は低く、女性の音域は高いです。


ここでは、地声(話し声のようにはっきりした声)の音域と裏声(息抜けの多い声)の音域の目安を紹介します。
地声に関して、声が低い人は目安より少し下げて、高い人は目安よりも少し上げる調整をすると良いです。
裏声では、地声では高くて歌えない高い音域を出すことが可能になります。


(1)一般的な男性の音域


ボイストレーニングで出す男性の地声の音域目安は「低いGから高いA」です。
実際に歌う時はやや狭くて「中間のCから高いA」ほどになります。
裏声の音域の目安は「中間のDから高いD」です。
実際に歌う時はやや狭くて「中間の2Gから高いD」です。


(2)一般的な女性の音域


ボイストレーニングで出す女性の地声の音域目安は、「中間の1Fから高いC#」です。
実際に歌う時はやや狭くて「中間の1Gから高いC」です。
裏声の音域の目安は「中間の2Fから高いF」です。
実際に歌う時はやや狭くて「高いBから高いE」です。


女性の最低音は、男性より1オクターブ上のE3程度ですが、換声点が男性より少し上の音にあります。
チェストボイスの最低音は男女で1オクターブ違うのに、女性のチェストボイスの最高音は男性よりも3から4音上までしか出すことができません。
男性が2オクターブの範囲をチェストで出せるのに対して、女性のチェストボイスを1オクターブ?1オクターブ半程度しか出すことができません。


■音域を広げるには基本の呼吸が大事


お腹から声を出す発声を基本として少しずつ音域に幅を持たせて広げていく方法が、喉や身体への負担が少なく済みます。
腹式呼吸での発声を繰り返して、声を出すことに自信を持つことも大切です。
その上で、少しずつ限界音域を広げるつもりで練習を繰り返すことで、自然と音域が広がっていきます。


(1)基本の呼吸「腹式呼吸」


腹式呼吸を使って歌うことで、喉に余計な力が入らなくなるので、高音と低音ともに出やすくなります。
喉を痛める危険性も減少します。
喉は空気の通過点として捉えて、お腹から吐き出すように声を出すイメージです。
鼻や頭の先から声が突き抜けるような感覚で出るように想像しながら発声すると良いです。
腹式呼吸を意識したことが無いと、低い声域も高い声域も出しづらいと感じるはずです。
音階ごとに繰り返すことで、常に限界を少し超えるオクターブまで練習し続けます。


(2)鼻腔共鳴


鼻腔共鳴とは、鼻の穴から喉までの通りに声を響かせることで、高音を安定的に出す呼吸法です。
鼻腔共鳴を意識すると、顎を引いて歌う癖がつくので、高音を出していても声が続きやすくなります。
音域を広げる練習をする際には、腹式呼吸と鼻腔共鳴を組み合わせるとより効果的になります。


■高音や低音に至るまでの歌い方がカギ

高くて出ない音やきつい音だけを練習するよりキーを少しずつ上げた方が効果的
ですので、高い1音を含む1フレーズを抜き出して、まずは歌唱が可能な低めのキーで練習します。
1フレーズとは、息継ぎをして歌い始めてから次の息継ぎをするまでの集まりを指します。
低いキーでスムーズになってきたら、そこから1つずつキーを上げて行きましょう。
途中で苦しくなればまたキーを下げて歌ってみての繰り返しをするコトで、最終的には出なかった1音が少しずつ出せるようになって行きます。
これが高い音を伸ばす際にまず最初に必要なアプローチとなります。


サビの高音が出ない原因は、そこに至るまでのAメロやBメロの歌い方にあります
先に書いたように、1フレーズを取り出して歌ってみた場合に、高い音が問題なく出るコトがあります。
ですが、また楽曲の最初から歌ってみると、やはり高い1音が出ない症状に陥ってしまうコトが実はとっても多いのです。
このような場合は、高音が出ない原因がそのフレーズの中には存在しないコトが多いです。


多くの場合で、出ない高音は主にサビにあります。
ですが、その高音が出ない原因はサビにあるのではなく、サビに至る前のAメロやBメロの歌い方や声の出し方が良くないコトにあるのです。
ですので、このような場合はサビではなく、AメロやBメロの問題を解消するコトで
出せなかったサビの高音が自然とラクに出せるようになります!


■コツコツと。音域を広げるトレーニング法

(1)高音の音域を伸ばすためのトレーニング法

高音が出ないとき、その出ない箇所だけを出るようにトレーニングしてしまいがちですが、効果的ではありません。 場合によっては喉を痛めてしまう原因にもなります。 高音が出ない箇所だけが問題なのではなく、その音を含むフレーズ全体やそこに至るまでの途中の歌い方なども原因になります。


練習するのであれば、全体のキーを少しずつ上げた方が効果的です。
出ない高音があるワンフレーズ(息継ぎをして歌い始めてから次の息継ぎをするまで)を抜き出して、歌唱可能な低めのキーでまずは練習します。
低いキーでスムーズに歌えるようになってきたら、1音ずつキーを上げていき、また苦しくなったらキーを下げて歌う。
これをり繰り返していくうちに、最終的には出なかった箇所が少しずつ出せるようになってきます。


(2)低音の音域を伸ばすためのトレーニング法


高音は音域を伸ばすことが比較的容易ですが、低音に関しては非常に困難です。
持って生まれた声の低さの限界を超えて音域を広げることは、実質的に不可能だからです。
声の高さは、持って生まれた声帯の長さで決まります。
声帯が短いと声が高く、長いと声が低くなります。
低音の限界を超えるためには、声帯の長さを増やす必要がありますが、これは手術しない限り不可能です。


ただし、生まれ持った低音の限界まで出せてない場合に限り、その限界までは低音の音域を伸ばすことが可能です。
低音を限界まで広げるには、胸や全身に入った無駄な力を抜くことがポイントです。
低音は、胸や肺の部分の広い空間を中心に響きますが、無駄な力が入っていると上手く響きません。
胸や全身に入っている無駄な力を抜いて歌えるようになれば、自然と低い音の音域の限界を超えて低音が安定してきます。


--終わりに
音域について、音域を広げるためのトレーニングについて理解できたと思います。
しかし、無理は禁物です。
高い音や低い音を無理に出そうとすると声帯を痛めてしまったり、喉の筋肉群を痛めてしまうことがあります。
声や喉に不調が出たら休息して、時間が経過しても回復しない場合は耳鼻咽喉科で診療を受けて下さい。
マイペースに楽しく歌うことは見失わずに練習に取り組みましょう。

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